だから僕はAtomをやめた
僕はAtomが好きだ。
どのエディターよりも愛していた。
だからこそ、僕はAtomをやめた。
….という茶番は置いといて、今回はAtomを使うのをやめた経緯をお話しようと思います。
Atomが好きだった
僕はAtomが好きでした。
一番最初に導入したエディターがAtomということもありますが、なによりデザインが良い。
あのマットな感じのデザイン、シンタックスハイライト、そのどれもが僕の好みでした。
ずっとAtomを使い続けるだろうな、そう思ってました。
VSCodeを導入した
VSCodeを導入した第一印象は「ごちゃごちゃしてるなぁ」でした。
Atomのように統一感がなく、アイコンもなんかすっげえ意味不明(今は結構マシになってますね)
私は、ごちゃごちゃしてるのが非常に嫌いです。
気が散るし、なにより考えることが増えるからです。
そういうのがめっちゃ苦手で、気が散るとすぐ他のモノに意識を奪われてしまうんですよね。
それでも乗り換えた
そんな、アンチVSCodeから始まった私ですが、開発を進め、どんどん難しいことに挑戦していくにつれ、徐々にAtomの欠点とVSCodeの利点に気づいていきます。
オートコンプリートが弱い
Atomのオートコンプリートが弱すぎます。
HTMLとCSSを書いてるときは、VSCodeのほうが弱いと感じる場面があった(今はない)のですが、その他では全敗。
VSCodeは、標準でほとんどの言語をサポートしているにも関わらず、Atomではほとんどの言語をサポートしていません。開発言語であるJavaScriptやCoffeeScriptでさえ、十分にオートコンプリートしてくれません。
また、オートコンプリートしてくれる追加パッケージも、AtomよりもVSCodeのほうが多いように感じました。
Atomはそもそもオートコンプリートしてくれる追加パッケージが無い場合が多く、どうしようもなかったです。
バグが多い
Atomはバグが多いです。
Atomだと、何回かソフトが落ちる経験をしているんですが、今の所VSCodeでは落ちた試しがありません。
タスクバーでまとまらない
Atomはタスクバーでまとまってくれません。
pin留めしておくと、pin留めしたアイコンではないところで起動します。
VSCodeではそんなことはありません。
Git関連の機能が弱い
Github製のエディタにも関わらず、Git関連の機能が圧倒的にVSCodeには多いです。
また、操作も非常に簡単です。
なんでこうなったし
動作が遅い
自分自身はあまり感じていなかったんですが、比較を見ると、明らかに動作が遅いらしいです。
(ぶっちゃけ僕はどっちも変わらないな~と思ってた)
単純に将来性が危うい
Atomのコミュニティは、かなり小規模になっていっています。
一方、VSCodeのコミュニティはどんどん大規模になっています。
現在、Githubにおいてコミット数は単純に2倍近くの差になっています。
issueやpull requestの差も比になりません。
また、インターネットを見ていると「AtomからVSCodeに乗り換えました」という記事を多く見かけます。
一方、「VSCodeからAtomに乗り換えました」という記事は、見たことがありません(多分あるとは思いますが、それほど少ないということです)
その他細かい所
- gitignoreにファイル追加してもすぐに反映してくれない
- Markdownを自動スクロールしてくれない
さようなら、Atom
かなり長い間お世話になったAtomですが、卒業することにしました。
もしも上記の問題が解決されたら、また戻ってくるかもしれませんが。